脱コンサバしたい場合の4つのコツ
アメリカでは前代未聞のすったもんだの末、なんとか無事大統領が交代して新政権がスタートしました。
なんでしょうこの安心感。。。大統領が突飛なことをしないという当たり前のことがすごくホッとします。笑
大統領就任式では出席者のファッションも毎回大きな話題になります。
今回ファッション業界人の注目を集めたのは、副大統領カマラ・ハリスさんの義理の娘(カマラさんの夫の連れ子)であるエラ・エムホフさんのファッション。
このキラキラのたっぷりあしらわれたチェックのコートはMiu Miuのものだそうです。
ヴィンテージ風の大きなつけ襟、ボリューム感のあるブーツ、コートの裾からわざとワンピースの裾を覗かせているのも、就任式というあらたまった場で浮かない程度に上手にストリート感を出しています。
コンサバスタイルが多い出席者の中ではちょっと異色な雰囲気でキラリと目立っていました。
エラさんは現在ニューヨークのファッション名門大学パーソンズに通う21歳。
専攻はニットテキスタイルデザインだとか。
同じ大学ではありませんが、ニューヨークの大学でファッションデザインを学んだ私はとても親近感を覚えます。(20年以上前ですけどね。。)
ちなみにこれがエラさんのインスタグラム。
https://www.instagram.com/ellaemhoff/
ファッション学生らしく若干ぶっ飛んでいるのもいかにもだな、と懐かしい感じで微笑ましいです
さてさて、私がよく頂くご相談の中に「脱コンサバしたい」というのがあります。
そんなわけで、今日は手っ取り早く「脱コンサバ」するためのコツをお伝えしたいと思います。
(ちなみに私はコンサバに反対している訳ではないですよ!コンサバにはコンサバの美しさがあります。あくまでもあなたのなりたいイメージ次第です。)
手っ取り早く脱コンサバしたい時にポイントになるのはこの4点です。
- 靴
- スカートの丈
- メイク
- ヘアスタイル
それでは一つずつ解説していきますね。
1、靴
靴は洋服以上に全体のイメージを左右します。
コンサバっぽい靴だとどうしても全体の印象がコンサバに寄ってしまいます。
コンサバっぽい靴というのはまずベーシックなパンプス、それからバレエシューズなんかもコンサバっぽく見えがちです。
冬場であればパンプスをシンプルなショートブーツに変えるだけでもコンサバ度が下がります。スカートならロングブーツもいいですね。
TPO的にOKならスニーカーも簡単に脱コンサバできるスーパーお役立ちアイテムです。
スニーカーは本当に魔法のアイテムで、語りたいことがいっぱいありすぎるのでまた別の機会にあらためて書きたいと思っています。
2、スカートの丈
スカートやワンピースの丈が膝〜膝下丈だとどうしてもコンサバなムードになります。
スカート丈をふくらはぎの中間〜足首の上ぐらい長めにしてみると一気に雰囲気が変わりますよ。
その時に1で説明したように足元をブーツ(ショートでもロングでも)やスニーカーにすればバッチリです。
ちなみにパンツの場合はどんな丈でもOKですが、靴の合わせ方に注意して下さいね。
パンプスやバレエシューズを合わせるとコンサバっぽくなってしまいますので、ショートブーツやスニーカーを合わせてみて下さい。
3、メイク
キレイに作り込んだナチュラルメイクはどうしてもコンサバ感が出ます。
脱コンサバには口元か目元かのどちらか一方だけにポイントをおいたメリハリのあるメイクにすると良いでしょう。
その場合には顔全体で見た時に色数を少なくするのがポイントです。
例えば、グリーンやパープルのような色のアイシャドウをつけるなら口元はヌーディーなリップに、そしてその逆に真っ赤なリップをつけるなら目元はナチュラルカラーに、とかそんな感じです。
4、ヘアスタイル
上の1から3までやってみたけどやっぱりなんとなくコンサバ感がある場合、髪型を変えてみるといいかもしれません。
一概には言えませんが、ロングヘアやセミロングヘアはコンサバ見えしやすいです。
思い切ってショートカットにするとそれだけで全体の雰囲気が一気に脱コンサバしやすいです。
ショートにするのがためらわれる方はアップスタイルにするのもおすすめです。
アップスタイルにする時は、キッチリと作り込みすぎないように注意して下さい。(フライトアテンダントさんみたいな隙のないアップスタイルや夜会巻きみたいなのはコンサバ見えします。)
この4つのポイントを全部トライしてみたら必ず脱コンサバできるはずです。
もう一度言いますが、コンサバスタイルがダメと言っているわけではありませんよ。
コンサバスタイルが好きで、自分らしく感じるのであればそれでいいのです。
堂々とオシャレなコンサバスタイルを目指していきましょう。
今回のお話はあくまでも、脱コンサバしたいけどどうしていいか分からない、という方に向けて書いてみました。