激動の2020年を振り返ってーMy Happy Style誕生裏話
激動の2020年ももう終わろうとしています。
いや〜今年は本当にいろいろありすぎました!
パンデミックが自分の生きている間に起こるなんて!!
去年の今頃は1ミリも想像していなかったな。。
私の知識不足と言えばそれまでなんだけど、そんなことは歴史上の出来事または映画の世界としか思っていませんでした。
例年なら最低でも年に1回は日本に里帰りするのですが、今年はそれも叶わず。。
みなさんの中にも同じ境遇の方がたくさんいらっしゃることでしょう。
日本の家族や友人たちに会えないのは寂しいですが、逆によく連絡を取り合うようになって絆が強くなったように思います。
そしてある意味世界中でこの大きな試練を共有しているという妙な連帯感も感じました。
私「頑張れ人類!」って今年何度も言ってるんですが、今まで心の底からそういう気持ちになったことはなかったかも。
人と会うことが少なかった分、いろいろ内省する時間が増えました。
ニューヨークが世界で一番ひどい状況だった今年の春。
完全リモートワークになったフルタイムのデザインディレクターの仕事はかなり忙しく、毎日ヘトヘト。。。ヘトヘトなんだけど、世界を直接的に救うようなことをしているわけでもなく、「世界中の賢い人たち〜!ワクチン開発して〜!特効薬開発して〜!なる早で〜!」とただ祈るしかできない自分にガッカリしたり。
それで、こんな私ができる人助けって何だろう。。と考えたのでした。
私は20年以上に渡っていくつものブランドでデザインの仕事をしてきて、その結果数え切れないほどのたくさんの商品をニューヨークから世界中に送り届けてきました。
私のデザインした商品は、遠く離れたところにいる友人や家族や、私のデザインを気に入ってくれるお客さんたちへ向けたラブレターだと思って仕事をしてきました。
そんな仕事に恵まれたことは本当にラッキーでありがたいと思っています。
でも、、何かもっと世のため人のためにできることってないだろうか。。。
その思いを周りの人たちに聞いてもらったりもしました。
そこで浮かび上がってきた「私にできそうなこと」というのが、”ファッション迷子救済”でした。
確かに考えてみると、長年自然な形で友人たちのファッション相談にはた〜くさん乗ってきました。
この服は買うべきかどうか、とか
こっちの服とこっちの服のどっちが似合うか、とか
この服には何を合わせたらいいか、とか
持っている服の断捨離を手伝ってほしい、とか
就活、結婚式、イベント、などのための服を選んで欲しい、とか
そういう相談に喜んで、楽しんで、乗ってきました。
相談に乗った友人たちにはいつもとても喜んでもらえました。
でもそれはあまりに日常的で自然なことだったので、自分では大したことだとは思っていなかったんです。
周りから「そういうヘルプを必要としてる人たくさんいると思う」と言われて初めて、それが私にできる人助けなのかもしれない、と思いました。
私ワクチンも薬も作れないけど、そんなことでよかったらやりまっせ!
そんな気持ちでMy Happy Styleを始めました。
人間生きていれば毎日何かしら身につけなければなりません。(裸族系ライフスタイルの方を除き。笑)
だったら好きなものを、カッコよく身につけて、「私ってこんな人だよ」と胸を張って、自分ベストの姿でHappyに生きたいと思いませんか?
2020年はMy Happy Style元年、私にとって忘れられない年になりました。
たくさんの励ましやメルマガへのご感想、温かいメッセージ、本当にありがとうございました。
来年はより多くのファッション迷子を救済できるよう精進してまいります。
「ファッション迷子はいねが〜!」(なまはげ風)
迷子になっちゃった、、、どうしよう。。そんな時は私のことを思い出して下さい。
それではよいお年を!