定番以外の色を上手に買うコツ

注目のアメリカ大統領選挙、やっと決着がつきましたね!!
私の住むニューヨークでは街中がお祭りムードです。

ご存知の方も多いと思いますが、アメリカの2大政党、民主党と共和党にはそれぞれシンボルカラーがあって、民主党が青、共和党が赤、なんです。
トランプ政権下では国が未だかつて無いほどに赤vs青の真っ二つに分断されてしまいました。
次の大統領に決まったバイデンさんは分断ではなく統合に力を注ぐと宣言しています。

赤と青をミックスさせると紫になりますよね。
単なる偶然ですけど最近私が買ったのはこれ!

No.21というブランドのきれいな紫のウールカーディガンです。
赤と青の統合、という新時代に期せずしてピッタリだったのかも。(笑。。こじつけですけどね。)
あまり見かけない珍しい色ですけど、黒やグレーや白、茶系などの定番カラーにも合わせやすいし、形はシンプルで使いやすいし、この秋冬の私のワードローブの中で大活躍の予感です。

こういう定番以外の色のショッピングってなかなか難しいんですよね。
なぜならそもそも売ってない!
頭の中で自分にはこういう色が似合いそう、こういう色があったら自分のワードローブの中で合わせやすそう、などと思っていても、そもそもそんな商品が存在しなければ買えません。

例えばクライアントさんとのセッションの中で「きれいなサーモンピンクのトップスがあったらすごく似合うし使い勝手もいいと思いますよ」とアドバイスしたりすることがありますが、でも結局ピッタリくるものが売ってなかったり。。
色は良くても形とか素材、はたまた予算が合わなかったりして、頭で想像する理想のアイテムは存在しなかったりします。

そんな時はどうするか。
答えは、とりあえず定番色で足場を固めておく、です。
誰しも黒、グレー、ネイビー、茶色、ベージュ、白、カーキなどの定番色の中で似合いやすい色というものがあります。
例えば私は白、ネイビー、グレー、そしてボトムスなら黒もよく着ます。
そういった定番色は種類も豊富なので何かしら似合うものを探すのはそう難しくありません。
赤や薄いブルーなんかも比較的見かけやすい色なので探しやすいですね。
そして虎視淡々と獲物を狙うハンターのように定番以外の色との出会いを待つのです。

色物柄物との出会いは一期一会!
出会った時にすぐにピンと来るように普段から目を鍛えておきましょう。
目を鍛えるには素敵だなと思うものを頻繁に見ることです。
そうすることで自分なりの「素敵」の基準が無意識のうちに脳にセットされます。

そして素敵なアイテムに出会ってピンと来たら、すぐに試着してみてください
ネットショッピングならば返品条件を確認の上でポチってみて下さい。(ちなみに私はほぼ9割方ネットでしか買い物しませんが、返品できないもの=試着できないもの は絶対に買いません。)
そもそも全てのショッピングが一期一会だと私は思っているんですが、色物柄物に至ってはピッタリのものに出会うことってそんなにしょっちゅうはありません。
出会った時にすかさずピンと来て、すかさず掴まないと逃してしまいます。
そんな時に日頃の目の訓練の成果が現れます。

でもくれぐれも、どんな時も試着は重要ですよ〜!
ショッピングの失敗を避けるためにはマストです。お忘れなく!